2017-10

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Grand Prix-Florenceでの失格について

今回、私はGrand Prix-Florenceへジャッジとして参加してきました。

初めに日本のGPと欧州のGPの違いや面白かった体験などを纏めて皆さんにお伝えしようと思っておりましたが、
斉藤さんに出されたDQに関し、私の知りえる事実を現地に居合わせた者の責任としてお伝えしようと思います。

(この文章を書いている段階で、すでにDCIより斉藤さんに対してサスペンドが与えられておりますが、
サスペンドはDCIが判断するところであり、私はヘッドジャッジにより与えられた失格に関してのみを記します。)

カバレッジに記されている事のみが公式見解です。
あくまでも私の各内容は補足として受け取っていたただければと思います。

公式カバレッジへのリンク


私はGrand Prix-Florenceへジャッジとして参加しておりました。
1日目、R7の開始時に私はインタビューテーブルに呼ばれました。

そこには、斉藤さん。ヘッドジャッジを努めているNick Sephtonさん。
そして一次裁定を出したLv4ジャッジの方が座っており、私は必要に際し通訳を行うように依頼を受けました。

インタビューの間、ほぼすべてのやり取りは斉藤さんと2名のジャッジの間で行われ、私の仕事は些細な単語を通訳するのみに留まりました。

私は通訳として参加していましたので、自分の意見を言うことはありませんでした。

(インタビューテーブルで行われた内容に関しては、私が語ってもいい範囲ではないと判断しますので、
お伝えすることは出来ません。)

インタビュー最後にヘッドジャッジのNick Sephtonさんは、斉藤さんに対し、
「イカサマ ─ 遅延行為」の裁定を彼に与えました。

ヘッドジャッジはDQレポートを斉藤さんに書くように告げ、その場を後にしました。


私はこの裁定が出た後、ヘッドジャッジのNick Sephtonさん。
そして、私のチームリーダーを担当されていたKevin DesprezさんにDQという判断を下した理由について
伺いました。

(Kevin Desprezさんは日本語にも翻訳されている"「遅いプレイ」の実務的な扱いについて"
というスロープレイと遅延行為についてジャッジがどう判断するべきかを記された方です。
今回の件を議論する上でも一度この記事をご覧頂ければと思います。【記事はMJMJより】)


失格裁定を出した理由として、以下の事柄が繋がった(リンクした)結果だと伝えられました。

●歩いて時計を見に行った。
●状況がさほど変化していないのに墓地を2回確認した。
●スロープレーによる警告を与えたが、プレイは遅かった。時間切れになった後、プレイが早くなった。
●マッチの勝敗を決めるためのゲームのスコアが有利な状況であった。

(戦場の状況は裁定を出す上での優先順位は低い。また裁定に際しその人の人間性は考慮しない。)

以上です。


ここからは私の所感です。

私はマジック:ザ・ギャザリングというゲームは適正な時間において選択・意思決定をしていくゲームだと
思っています。(その選択が正確なプレイヤーこそが上手なプレイヤーなんだと信じています。)

今回の件は私がヘッドジャッジだとしても同じ裁定を出します。
出さなければいけないと思っています。

上記の状況が記されてあり、あなたは何のペナルティをプレイヤーに与えることが適切ですか?
という問いが試験問題に出たのであれば簡単にDQを出しますと判断できると思います。

果たして、それが真剣に自分の無実を訴えるプレイヤーを前にして同じ裁定が出せるでしょうか?
・DQを出すプレイヤーは無実かもしれません。
・DQを出すプレイヤーはあなたの親しい友人かもしれません。
・DQを出すプレイヤーはこれを機にあなたの大好きなマジック・ザ:ギャザリングを辞めてしまうかもしれません。
・DQを出すことであなたは恨まれ、非難されるかもしれません。

しかし、ヘッドジャッジとなったからにはその責任としてイベントの完全性を守るため、DQを出さなければ
いけません。

私は、プレイヤーにペナルティを出す事が嬉しいジャッジはいないと信じています。

今回の裁定を出した際の、ヘッドジャッジと一次裁定を出したジャッジの辛そうな表情。
そして、斉藤さんの悔しそうな表情を私はマジック:ザ・ギャザリングというゲームを続けている間、忘れることは出来ないと思います。


正直、今回の件で嫌になってジャッジを辞めてしまうのは簡単なことだと思います。
趣味でやっているのになんでこんなに辛い思いをしないといけないんだろうという考えも正直あります。

それでも私はこれからもジャッジを続けて行こうと思います。


私はマジックが大好きです。
そして、私はジャッジとして皆さんがマジック通じて笑える場を作れるお手伝いが出来ることを幸せに思っています。

同じような辛いことが今後もあるかもしれません。
傍観者としてではなく当事者として今回と同じようなことが起こる日も来るでしょう。

しかしそれを乗り越えて一層の努力をし、皆さんにマジックを楽しんでもらえるお手伝いをすること。
それが自分のこれから果たさなければいけない責任だと思っています。


Lv1ジャッジ 小出 勝

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