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2010-11

S-Cup 16th 結果報告

今後のS-Cup予定

12月4日 (土) スタンダード + エクステンデット
12月18日 (土) スタンダード + レガシー



S-Cup実行委員会の面々でTwitterを始めました。
大会に関する色々な事を呟いていきますので、ぜひぜひフォローお願いします!!

★ S-Cupスタッフ実行委員会★


11月20日に行われたS-Cup 16thは、参加者35名によるスタンダード6回戦+シングルエリミネーション2回戦の結果ムラナカヒロヤさんが優勝されました、おめでとうございます。
優勝者


また併催で行われたエクステンデッド並びにレガシーの方も、たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
大会風景

次回は12月4日にスタンダードとエクステンデッドを予定しております。
みなさん奮ってご参加ください。

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決勝カバレッジ(スタンダード)

参加者35名で争われることになったS-cup16th。
その決勝卓にみごと進んだ2名は以下の通りとなった。

カバレッジ1
ゴトウユウセイ  白青コントロール

ムラナカヒロヤ  ボロスビート

この2人は予選ラウンドでも1度マッチアップされており。その時の結果は引き分け。
そして2人は1敗もすることもなくスイスラウンド6回戦を終え、さらにシングルエリミである準決勝を勝ち上がりこの舞台で再び相まみえる事となった。
はたしてこの最終戦を終えた時、最後に笑うことが出来る勝者はどちらか?


「ダイスはかなり重要ですよね」と和気藹々とした空気の中ダイスが振られ先行はボロスのムラナカ。
マリガンチェックをはじめると冗談まじりで談笑していた2人の空気が引き締まっていく。

1ターン目フェッチランドからステップのオオヤマネコ。
さらに後藤が1マナしかない間にと(ミシュラ土地なのでタップインだが)戦隊の鷹を戦場に送り出すことによって場のクロックと手札の温存戦力を確保することに成功したムラナカ。
2ターン目にして場に5点クロックという脅威を用意されてしまった後藤は少考ののち前兆の壁をプレイする。
この時点で後藤の手札は審判の日×3マナ漏出×1他は土地という手札。
少しでもライフを残してボロスが沈黙するまで審判の日を連打しつづけてやろうという意気込みが見える。
とうぜん審判の日は意識しているムラナカ。
2体でのアタックをしようとした所で「もう少し押しこんでおきたいなぁ」と思いとどまりゴブリンの先達を追加して攻撃をする。(公開は精神を刻む者ジェイス)
ステップのオオヤマネコはフェッチにより4/5となる為、先達を壁でブロックする後藤。
返しのターン、3枚目の土地を起きすぐさまターンを返す後藤。
これに対して、ムラナカのターンも審判の日を警戒してフェッチで上陸→アタック→壁でオオヤマネコをブロック→エンドという流れで終える。
ついに4マナ目を確保した後藤は審判の日をプレイ、さぁここからどちらが先に息切れをするかという所である。
ムラナカは戦隊の鷹と精神と肉体の剣を。
ゴトウは審判の日を撃ち5枚目の土地を。
3号機となる戦隊の鷹を呼び精神と肉体の剣を装備してエンド。
審判の日の3枚目を撃ち定業でライブラリーを掘り進む後藤。
最後の鷹を呼び出し装備してエンド。
精神を刻むものジェイスをプレイして自分のライブラリーの上を見ることで忠誠度を5とする後藤。
そしてジェイスを無視して本体のライフを削りに言った剣を握りしめた鷹には糾弾を。
後続を展開出来ず苦しい顔をするムラナカと安堵の表情をみせる後藤。
このまま逆転して終わるのかと誰もが思った次のターン。
ムラナカはトゲ撃ちの古老をプレイする。
実は盤面は逆転していた後藤だが手札は土地とマナ漏出のみの後藤はこれを通す。
そして剣を装備→ぐらつく峰でトゲ撃ちの古老が能力により5点のダメージを後藤に与える。
これによりライフが残り3となってしまった後藤のドローは定業。
すぐさまこれをプレイし占術を2枚とも下へ送りドロー土地。
さらにジェイスの能力で3枚引いた後藤はそこに精神と肉体の剣をまとったトゲ撃ちの古老に対する解答がないこと確認すると静かに投了を告げるのだった。

ムラナカ1ー0後藤

1ターン目ミシュラ土地から2ターン目にステップのオオヤマネコに失脚を撃ちながら定業でライブラリーを掘り進める順調な後藤。
後続として展開された板金鎧の土百足とゴブリンの先達も1度はアタックに成功したがすぐに審判の日で一掃されてしまう。
しかしこのマナがでない隙にと戦隊の鷹を無事戦場に送り出すことに成功。鷹だけではプレッシャーが弱いということで2体目の鷹ではなく板金鎧の土百足を追加する。
しかし後藤の場に舞い降りる悪斬の天使。
これに対処手段を持たないムラナカはフェッチ上陸による5/5土百足で攻撃。これはブロックされずに通りさらにステップのオオヤマネコと戦隊の鷹を追加して場の主導権を渡すまいとする。
後藤は当然悪斬の天使の攻撃によりすぐさまライフを得て前兆の壁をプレイするのだが、次のターンムラナカは冒険者の装具をプレイし、手札がマナ漏出と存在の破棄である後藤はこれを通すしかない。
当然のようにコレを装備してフェッチ上陸により後藤に10点のダメージを与えることに成功する。(壁でステップのオオヤマネコをブロック)
これで後藤のライフは7である。
さすがに攻撃にいくわけにはいかなくなった後藤。存在の破棄で冒険者の装具は追放するが悪斬の天使はブロッカーへまわる事を余儀なくされる。
なんとか押し込みたいムラナカはまたしてもフェッチ上陸により5/5となった土百足で攻撃を宣言し、悪斬の天使と相打ちを取ることに成功する。
しかし後藤のライブラリーのトップから再び舞い降りる悪斬の天使・・・。
さらに精神を刻む者ジェイスまで追加されてしまい、なんとかしようと全力でクリーチャーを展開するが審判の日がこれを薙ぎ払う。
ライフも安全圏まで回復し、ジェイスをコントロールしながら天界の列柱が攻撃をはじめるとムラナカは投了するしかないのであった。

ムラナカ1-1後藤

さて、これから3本目。これで今日のチャンピオンが決定するという所なのだがここで事件が発生する。
なんとお互いがシャッフル中に対戦時間が50分を経過。
シングルエリミネーションということで3本目は開始と同時にライフが1点でも変動した時点で勝敗が決定するというサドンデスゲームとなってしまう。
これには後藤も困り顔。
なにせ先行であるムラナカには稲妻・噴出の稲妻・ゴブリンの先達という1キル可能なカードがあり、
もしステップのオオヤマネコだったとしても後攻の後藤は糾弾を撃っても失脚を撃ってもムラナカのライフが回復してしまうため自分がゲームに負けるという八方塞がりなのである。
ダブルマリガンののち、前兆の壁を含む5枚のカードをキープする後藤。失脚を引けば一応3ターン目には自分の壁に撃つことで勝てるという白青としては最速の手札である。
これに対してムラナカは4度のマリガンを行う。
そう、ボロス側も12枚のフェッチランドを採用しているため、それ以外の土地を引くまでマリガンを余儀なくされていたのである。
(フェッチランドは起動した時点でゲームに敗北すると書いてある)
なんという茶ばn・・・マリガンを巡る高度な思考ゲームであろうか。

そして長い長いマリガンタイムを終え、大勢のギャラリーが見守るなか最終戦は始まり・・・

カバレッジ2
ゴブリンの先達を目の前にして後藤が悲しそうに自分のライブラリーのトップをめくるのだった。


ムラナカ2-1後藤

WINNER ムラナカ

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S-Cup 16th Top4 デッキリスト

優勝
ムラナカ ヒロヤ

メインデッキ
5 《平地/Plains》
5 《山/Mountain》
3 《ぐらつく峰/Teetering Peaks》
4 《乾燥台地/Arid Mesa》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
2 《噴出の稲妻/Burst Lightning》
4 《板金鎧の土百足/Plated Geopede》
3 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3 《冒険者の装具/Adventuring Gear》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere》
4 《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder》
4 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
1 《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》


サイドボード
3 《コーの火歩き/Kor Firewalker》
3 《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》
1 《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
4 《反逆の印/Mark of Mutiny》
2 《電弧の痕跡/Arc Trail》
2 《槌のコス/Koth of the Hammer》



準優勝
ゴトウ ユウセイ

メインデッキ
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4 《定業/Preordain》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
4 《審判の日/Day of Judgment》
3 《前兆の壁/Wall of Omens》
3 《糾弾/Condemn》
2 《失脚/Oust》
3 《光輝王の昇天/Luminarch Ascension》
2 《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
1 《乱動への突入/Into the Roil》
1 《剥奪/Deprive》
1 《冷静な反論/Stoic Rebuttal》
1 《取り消し/Cancel》
1 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
4 《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
4 《地盤の際/Tectonic Edge》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
5 《島/Island》
3 《平地/Plains》


サイドボード
3 《瞬間凍結/Flashfreeze》
2 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1 《否認/Negate》
1 《光輝王の昇天/Luminarch Ascension》
1 《糾弾/Condemn》
1 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
1 《テューンの戦僧/War Priest of Thune》
1 《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
1 《存在の破棄/Revoke Existence》



Top4
コマダ ミツヒロ

メインデッキ
4 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf》
4 《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
4 《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
4 《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
4 《復讐蔦/Vengevine》
2 《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader》
1 《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller》
1 《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
1 《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental》
1 《酸のスライム/Acidic Slime》
4 《起源の波/Genesis Wave》
2 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2 《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》
20 《森/Forest》
2 《地盤の際/Tectonic Edge》


サイドボード
3 《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
3 《スズメバチの一刺し/Hornet Sting》
3 《帰化/Naturalize》
3 《活力の力線/Leyline of Vitality》
2 《タジュールの保護者/Tajuru Preserver》
1 《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader》



Top4
イワモト ノブユキ

メインデッキ
2 《恐血鬼/Bloodghast》
3 《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn》
3 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
4 《臓物の予見者/Viscera Seer》
2 《グール・ドラズの暗殺者/Guul Draz Assassin》
4 《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
4 《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
3 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
4 《蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampire》
4 《反逆の印/Mark of Mutiny》
4 《電弧の痕跡/Arc Trail》
8 《沼/Swamp》
1 《山/Mountain》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
3 《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
3 《地盤の際/Tectonic Edge》


サイドボード
4 《危険なマイア/Perilous Myr》
2 《記憶殺し/Memoricide》
2 《ミミックの大桶/Mimic Vat》
2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2 《不気味な発見/Grim Discovery》
1 《選別の高座/Culling Dais》
1 《躁の蛮人/Manic Vandal》
1 《反逆の行動/Act of Treason》

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